#パソコン 壊れた データ
など、パソコンが壊れたかも?というときのための対処法をご紹介します。
まず結論から言うと、パソコンが壊れたと思ってもデータが無事である可能性は全然あります。
この記事で現状あなたのパソコンが「どう壊れた」のかを確認していただき、それに対する対処法を実践してみることをおすすめします。
データは消えてしまった?まだ消えてない可能性あります!
パソコンが動かなくなったからといって、即座に「データが消えた」と断定はできません。
なぜなら、パソコンの「脳(CPU)」や「電源」が壊れただけでは、「記憶装置(SSDやHDD)」は無傷というケースが非常に多いからです。
画像や動画、音楽などのデータは通常記憶装置(SSD、HDD)に保存されます。
画面が付かない・電源が入らない、だけで記憶装置も死んだとはなりません。
パソコンの故障には物理故障と論理故障がある
パソコンの故障は大きく分けて2種類あります。
- 論理故障(ソフトの不具合):
OSが立ち上がらない、ファイルが壊れたなど。データ自体は残っていることが多い。 - 物理故障(ハードの破損):
電源が入らない、画面が割れた、水没したなど。この場合でも、ストレージ(保存先)さえ無事ならデータは取り出せる。
最近の主流であるSSDは、昔のHDD(ハードディスク)に比べて衝撃に強く、物理的な故障でデータが全損するリスクも低くなっています。
ただし、近年はセキュリティが強化されており、暗号化(BitLockerなど)を設定していると、解除キーがないと取り出せないケースもあります。
壊れたパソコンからデータを移行できるのか?
「移行できるかどうか」を判断するポイントは、
の2点です。
状態別、データが移行できる可能性
逆に、データを暗号化しているのに「回復キー」を忘れてしまった場合や、ストレージ自体が物理的にチップごと破損している場合は、難易度が跳ね上がります。
でも、専門の技術を使えば道が開けることもあるので、まずは以下の対処法を順番に試してみましょう。
パソコンが壊れたときにデータを救い出す対処法5選
1. 内蔵ストレージを取り出して「外付けドライブ」にする
自分で出来るのであれば、これが最も安上がりな方法です。
パソコン本体は死んでいても、中のSSDやHDDを取り出し、「外付けケース(2,000円程度)」に入れれば、別のパソコンにUSBでつないで中身を読み取れる可能性があります。
- メリット:
業者に頼むより圧倒的に安く済む。 - 注意点:
パソコンを分解する必要があるため、保証が切れる可能性があります。
また、最近の薄型ノートPCはSSDが基板に直付けされていて簡単に取り出せないこともあるので注意。
2. クラウドストレージの同期機能を活用する
もし「Microsoft OneDrive」や「Google ドライブ」「iCloud」を使っていたなら、仮にパソコンが壊れたとしても、データはネット上のサーバーに残っている可能性があります。
いずれもクラウドに保存される仕組み(サービス)なので、それぞれ契約していることが前提となりますが、バックアップのために上記サービス等を利用している方は安心です。
- メリット:
新しいパソコンやスマホから、同じアカウントでログインするだけでデータにアクセスできる。 - 注意点:
あくまでクラウドに保存したものだけが残っているため、ローカル(PC本体)にしか保存していないデータはクラウドにはありません。
3. 外部ディスプレイに接続して操作する(画面故障の場合)
「本体は動いている音がするのに、画面が真っ暗」という場合は、ただのディスプレイ(モニター)の故障かもしれません。HDMIケーブルなどでテレビや予備のモニターにつないでみましょう。
- メリット:
別モニターがあれば手軽に試せる。 - 注意点:
ケーブルが死んでいる、という可能性もゼロでないため別ケーブルもあるとよい。
4. データ復元ソフトを使ってセルフ救出
パソコンは起動するけれどファイルが見つからない、または誤って消してしまった、といった場合は、市販の復元ソフトを検討してもよいかもしれません。
- メリット:
データ復元ソフトを利用するため、専門知識が不要。
例:「EaseUS Data Recovery Wizard」や「Recuva」など - 注意点:
何度も読み書きを繰り返すとデータが上書きされて消えてしまうので、ソフトを使うなら「壊れた直後」に1回だけ試すなど注意が必要です。
5. 【最終手段】データ復旧の専門業者に依頼する
自分ではどうにもならない、絶対に失いたくない仕事のデータがある、という場合は、プロの業者にお願いする手段もあります。
- メリット:
重度の物理故障(水没やショート)でも、復旧できる信憑性があります。 - 注意点:
費用が高額(数万円〜数十万円)になることがあります。「日本データ復旧協会」の加盟企業など、信頼できるソース元が推奨する業者を選ぶのが安全でしょう。
【予防策】パソコンが壊れてもデータに困らないために
なんとかデータ復旧できた方や、まだ壊れていないけど今後の為に予防しておきたい方はご覧ください。
自動バックアップの「3-2-1ルール」を徹底しよう
ITのプロが推奨するデータの守り方がこちらです。
- 3つのコピーを持つ:
元データ + バックアップ2つ - 2つの異なるメディアで保存:
例)外付けHDD/SSD + クラウドストレージ - 1つは遠隔地に保存:
例)クラウドストレージ(火災や災害対策)
ただ、これは企業などが行う結構ガチな守り方です。
個人でここまでやるか、って感じではありますが、PCに仕事のデータが入っている方は必須と言えるでしょう。
また最近は外付けSSDも1TBが1万円を切る価格で買えるようになったりしていますので、個人でも割とお手軽にバックアップ取れるようになったと思います。
週に一度、あるいは自動設定でバックアップを取るとよいでしょう。
まとめ
パソコンが壊れたかもしれない!と思っても、慌てる必要はありません。
- まずは冷静に: 電源が入るか、画面が映らないだけではないか、確認。
- クラウドをチェック: バックアップが取れていれば問題なし。
- 分解かプロか: 自分でストレージを取り出すか、専門業者へ依頼するか検討。
ある程度PC触ったことある人は「どこまでなら自分でできそうか」を判断できると思います。
また、ここ最近は(特にスマホでは)クラウドストレージも主流になってきているので、ローカルにしか保存していない、という方は少ないのではないでしょうか。
昨今、日常でパソコンやスマホを使う機会が非常に多いため、お使いのパソコンやスマホの「バックアップ設定」について今一度確認しましょう。


