先日、在日ロシア連邦通商代表部の元職員の30代の男性と、首都圏の工作機械メーカーの30代の元社員が逮捕されました。
日本にもロシアのスパイがいることに驚きました。。
が、実際は、日本では昔からロシア(旧ソ連を含む)のスパイ活動が行われていたようです。
2025年に入ってからも、工作機械や先端技術を巡る事件が報じられ、決して過去の話ではないことが分かります。
なぜロシアのスパイが日本にいるのか?
何の情報を盗もうとしたのか?
過去にはどういうスパイ活動があったのか?
気になったのでちょっと調べてみました。
まずロシアのスパイ組織とは何か
ロシアのスパイ組織とその役割
ロシアには複数の諜報機関があるようですが、対外的な情報収集を担う代表的な存在が
「SVR(対外情報庁)」
です。
彼らの任務は、軍事情報だけでなく、経済、外交、先端技術といった幅広い分野に及びます。つまり、戦争に直結しない分野も重要なターゲットになります。
なぜ日本がスパイ活動の対象になるのか?
対象になる理由として日本は…
と、ロシアのスパイ組織から見ると非常に魅力的です。
「直接アメリカに近づくより、日本経由の方が得られる情報が多い」
そう考えられても不思議ではありません。
2025年 日本で起きたロシアスパイ事件

2026年に報じられた日本の事件概要
2025年には、日本のメーカー関係者とロシア側の人物が接触し、営業秘密や技術情報が不正に取得された疑いがある事件が報じられました。
特徴的なのは、最初のきっかけが「道案内を頼む」といった、ごく日常的な声かけだった点です。
日本の事件に共通する手口
日本でのロシアスパイ事件を見ると、派手なスパイ映画のような展開はほとんどありません。
こうした地味で現実的な方法が繰り返されています。
過去に日本で起きたロシアスパイ事件
冷戦期の日本とロシアスパイ
過去を振り返ると、冷戦時代から日本は旧ソ連のスパイ活動の拠点でした。
当時は政治家や官僚、報道関係者が標的になることも多く、「思想」や「外交情報」が重要視されていました。
昔のほうが少し映画のイメージに近いですね。
平成・令和の日本における変化
時代が進むにつれ、ロシアのスパイ組織が日本で狙う対象は変化しています。
現在は、軍事転用が可能な民間技術、研究開発データ、企業の営業秘密などが中心です。
つまり「普通の会社員」でも、事件に巻き込まれる可能性がある時代になっています。
自分が所属している(またはしていた)企業の情報が狙われるかもしれない、と考えると他人事ではない気もします。
なぜロシアは日本の技術を狙うのか?
日本企業が持つ強み
日本は工作機械、素材、精密機器など、世界トップレベルの技術を数多く持っています。
これらは民間用途だけでなく、軍事や安全保障にも応用できるため、ロシアにとって価値が高い情報です。
とはいえ、一体どんな情報を狙っているのか、一般人の私にはあまり想像できません。
スパイ組織にとっての「元社員」という存在
過去の日本の事件を見ると、「現役社員」よりも「元社員」が狙われるケースが目立ちます。
退職後は警戒心が薄れやすく、守秘義務の意識も弱くなりがちです。そこにスパイ組織が目を付けます。
基本的に守秘義務は退職後も守る必要があるので、うかつな言動はNGですね。
過去事例から見える諜報活動パターン

日本の事件における諜報活動のポイント
ロシアのスパイ組織が関与したとされる日本の事件には、いくつかの共通点があります。
こうした手口は、過去も現在もほとんど変わっていません。
それだけ今でも通用する常套手段ということでしょうか。
スパイ活動は特別な話ではない
「自分は関係ない」と思っている人ほど、注意が必要です。
過去の日本の事件を見ても、標的は研究者や技術者、元社員など、ごく普通の社会人でした。
外国人の仲良しができると嬉しいと感じる方も、仕事の込み入った話は避けるべきですね。
まとめ
ロシアのスパイ組織にとって、日本は「価値の高い情報が集まる国」です。
2026年に報じられた事件も、冷戦時代から続く流れの延長線上にあります。
過去の日本の事件を振り返ると、スパイ活動は決して遠い世界の話ではありません。
何気ない声かけや人間関係の中にリスクが潜んでいることを知るだけでも、十分な対策になります。
すべての外国人を疑ってかかる必要はないと思いますが、これから外国人が増えてきそうな中、うっかりペラペラと何でもしゃべらないように気を付けないといけませんね。


